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プロフィール
HN:
宗家 勝風  
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/03/03
職業:
流派宗家です
趣味:
もちろん「剣武」!
自己紹介:
 長崎の地で剣武(剣舞)道「勝風神刀流剣武術」の三代目宗家を務めさせていただいております三木 勝風と申します。
お弟子さん達と共に芸の高みを目指し、日々精進しております。
入門者募集中です!!
自己鍛錬として、また趣味・エクササイズとして、日本の伝統芸能である「剣舞」を共に身につけてみませんか?
小さなお子様からご年配の方まで、それぞれに合わせた指導を致します。
*見学も随時受付けております。

●大手町教室
●神の島教室
●式見教室

お問い合わせはこちらから



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昨日はお稽古でした。

お弟子さんたちは今覚えている振り付けが一応最後まで通した!という状況ですが、実際のところまだまだ一つ一つの技は未熟で、そこに一気に一曲分の振り付けを叩き込まれたので、正直頭の中はグチャグチャ状態かもしれません。


特に今回初めてコンクールに臨む二人のお弟子さん達には一番辛い時かもしれません。

お稽古中の表情が物語ってましたね。


でも、私自身としてはもちろん今年のコンクールは大事です。

しかし、それ以上に見たいのはお弟子さん達の可能性や、持っている本当の力です。


それは1年や2年ですぐに結果に結びつくものではありません。

だからこそ、今この時点で「壁」にぶつかって欲しいんです。


「出来る範囲内」ではない!

手を思いっきり延ばしてもまだ届かない・・・そんな目標があるとき、「届かない」と決め付けるのではなく、最後のその足りない分を自分の力で飛びたってでも掴み取ろうとするする思い。
そんな自発的な強さを身につけて欲しい。


キツイ時はすなわち自分が一番成長している時です。

今頑張れ!!
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最近お稽古に関してやたらと思うことがあります。

それが時間の感覚。


去年までは特に思っていたことではなく、今年になりお稽古の指導内容を変更してからのことですが、今は一人一人別々に各一時間づつお稽古しております。


この一時間が異様に早い!


とにかく早い!!


気付くとあっという間に時間が過ぎていて、もう次の人と交代しなきゃいけない!ってことが頻繁です。

そして、これとは逆に次のお稽古までの1週間が妙に長い!


なんか去年まではすぐ次のお稽古をやっていた気がするのに、今年はなかなか次のお稽古日にならない。


これってなんだ?


一人時差ぼけ?
この雑記帳の記事の、それぞれの右上にある「CM」というところはコメント入力欄に繋がります。


なかなか私に面と向かって言えないこと・・・

意見・希望・依頼・・・・・etc.


書くことはなんでも結構です。
是非じゃんじゃん活用して下さい。

頂いたコメントには同じ欄を使って必ず返事します(^^
最近はまたインフルエンザが猛威をふるいつつあるようですね。


私の身の回りにも遂にインフルエンザA型と診断された人も出ました。


普段の生活においても、もちろんの事ですが、お稽古においても病気や風邪というものは本当に厄介な敵です。

芸事は1回1回のお稽古が何より大事で、お休みするということは単にマイナス1ではなくそれ以上の損失を招きかねません。


先日のお稽古の際もお弟子さんが一人体調が優れず、私の判断でお休みさせました。
この時はこのお弟子さん自身が春のコンクールという大きな目標を持っているので、何より1回のお稽古が大事なことは判っていましたが、無理をするということは好ましくありません。

むしろこの時お弟子さん自身はそんな状態でもお稽古をやるという意志を示してお稽古場に来ていました。
もちろんお稽古着に着替えて。


この意志で十分です!

芸事はある意味自分の弱い部分との戦いでもあります。

容易なことでも自分で「無理」と思えば決して届きません。
困難なことでも自分が諦めなければきっと届きます。


1回のお稽古は大きいです。

でもそれ以上に心の成長を垣間見せたこのお弟子さんは、きっと届きます。

休め!と指示した以上は必ず届かせます。


日々いろんな形で「成長」を見せてくれるお弟子さん達・・・
私の励みです(^^
先日CS放送で奈良の唐招提寺金堂・平成の大修復の特番の再放送があってました。


私、この手の番組が好きで、よく一人でぼ~~っと観ているんですが、そのたびに思うことがあります。


それは「羨ましい・・・」


「?」と思われるかもしれませんが、何が羨ましいかというと、はるか昔から先人の手によって形作られたものが今もなお残っておるということがです。


唐招提寺に限って言うと、金堂の創建は西暦781年以降とのことですので、およそ1200年以上ということになります。
途中修復などで幾分人の手が入っているとはいえ、それだけの長い年月残っているんです。


近代建築の粋を集めても、これだけの時を耐え抜くものは作れないそうです。


悠久の時を・・

先人の心が・・・ 技が・・・


う~~ん、感動です!
そしてそれ以上に羨望です!!


私もものを作ることは好きですし、剣舞においても先々代・先代の心と技を継承し、更に振り付けというかたちで新しいものを創り、残していく立場です。


確かに唐招提寺と比べてしまうとあまりにもスケールがでか過ぎるかもしれませんが、それでも私の中には密かな羨望、そして嫉妬・・・対抗心が芽生えます。


自分でも身の程知らずのバカな考えだな~とは思います。

でも、せっかく「剣舞」に出会えたんです。
私は敢えて唐招提寺に対抗しようと思います・・・もちろん心の中でね。


はるか未来、100年先・・1000年先・・・私の名などとっくの昔に忘れ去られていいので、先々代・先代から継承し、そして今、お弟子さん達と共に創りつつある新しいかたちを残していけるように・・・
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