お弟子さん達と共に芸の高みを目指し、日々精進しております。
小さなお子様からご年配の方まで、それぞれに合わせた指導を致します。
*見学も随時受付けております。 ●大手町教室 ●神の島教室 ●式見教室 お問い合わせはこちらから
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お弟子さんたちの振り付けもそれぞれほぼ完成形に近づき、後は自分たち自身のこだわりでどこまで技を昇華できるか!?というところまできました。
振り付けを作った側としては、こうして一つ一つをお弟子さんたちが形にしてくれ、更に高みへと持っていこうとする姿は本当に嬉しいものです。
ところで今日詩吟部への入部希望者が1名増えました♪
お弟子さんの御祖母さんです。
発足以来順調に伸びてきている詩吟部・・・・
入部希望のお話を聞いた時、組織として人が増えるという喜びと同時に、このままいくといずれ勝風神刀流剣武術は勝風神刀流吟詠術に変わっちゃうんじゃないかと一抹の不安がよぎった小心者の宗家でした(^^;
剣舞頑張らなきゃ!!
というのも、この会場というのが我が家から目と鼻の先。
バイクでしたら10分程度の所なんです。
それに、このお弟子さんにとっては初めての一人舞台なんです。
普段のお稽古ではしっかりと振り付けを体に叩き込んでいるとはいえ、場所が変われば当然緊張もするでしょうし、まして結婚式会場は普段の舞台とは違い、一種独特の雰囲気がありますからね。
しかも今回の会場にはステージのような物がなく、テーブルなどと同じ目線の高さで、壁側の余ったスペースを・・・とのことでしたが、これではちょっと狭すぎますし、それ以上に頑張ってお稽古しているお弟子さんの初の一人舞台の場所としてはちょっと寂しい・・・
と思っていると、高砂の後ろにオープンデッキがあり、ここも使用可能とのこと!
このオープンデッキは剣舞を舞うには十分なスペースもあり、雨天時でも可動式の屋根があるので大丈夫!
迷うことなく「ここでお願いします!」と言っちゃいました。
ちょうどお弟子さんから刀も預かっておりましたので、それを使ってテラスで簡単に振り付けを動いてみて最終確認。
問題ないようです!
この日は私は別件の用事があるので見ることは叶いませんが、結婚式という晴の舞台できっと初の一人舞という、お弟子さん自身にとっての晴の舞台を勤め上げてくれることでしょう。
相手はお弟子さん二人相手に女性陣二人+監視役一人+見てるだけの役立たず(宗家)で臨みましたが、意外とこれが大苦戦。
いきなりセットの段階でなかなか上手く髪がまとまってくれずに失敗の連続。
その後の化粧もなんだか左右のバランスが合っていなかったり・・・
着物も着せるどころかその前に段階のお腹の詰め物の位置すら定まらない状態・・・
実際のところ初めてのことですから当然といえば当然のことですし、その割には上手くいった方だとは思いますが、片付けまで入れて二時間ほどかかってしまいました。
これはこの方面ももっと経験を積んで、衣装部でも立ち上げとかないといけないかな(^^
しかし実はこの話、昨日になって急に舞い込んできたお話でして、今夜予定が無かったから良かったようなものです。
内容は吟剣詩舞道祭の構成などについてでしたが、実際のところまだ5ヶ月ほど先のことでして、正直私の頭の中は目先のことを一つずつ片づけていくのでいっぱいいっぱいですから、今回の話し合い中も指名されて不明な点を聞かれましたが、いったい何がわかっていて、いったい何がわかっていないのかがわかっていませんから、頭の中はグッチャグチャです。
これ以上私の頭のスペック以上の情報量が流入してくるとフリーズしちゃいそうです。
昨日は大手町教室のお稽古日でした。
ここに小学校2年生の2人組がいて、今は浦上くんちに向けて「白虎隊」を猛練習しております。
近頃この二人が良く頑張っていて、多少振り付けを難しくしてもしっかり着いてくるようになりました。
そこで、いつもなら振り付けは私が考えて一方的にお弟子さんに伝えるものなのですが、今回に限り二人に部分的に考えさせてみることにしました。
振り付けは最初真似から始まり、徐々にそれが自分自身のものになっていくものですが、当然これにはある程度の時間がかかります。
しかし、例え僅かとはいえ自分たちで考えたとなると明らかに自信というか気持ちの乗り方というか・・・
とにかく舞に力があるんです!
(実は既に一か所だけ「掛け声を追加する」という判断を本人たちに決めさせていました。)
というわけで、あえて少し振り付けを簡単にしていた場所についてどうしたいか考えさせたところ、「斬り込みを入れたい!」という意見が出ました。
これが実にナイスアイデアでして、全体のバランスを考えてもちょうど斬り込みが欲しいなというところなんです。
早速この考えを尊重し、しかも袈裟斬りが良いということでしたのでそのまま採用しました。
当然これまでに無かったものを単純に追加するわけですから、振り付けは忙しく、さらに難しくなります。
でも予想通り、ぎこちなさはあるものの実に生き生きとした動きを見せてくれました。
今回のようなことはそれほど出来るものではありませんが、あまりセオリーばかりに囚われず様々なことを考え、経験させることも成長につながる・・・・
良い勉強になりました。